東京モーターショー2019に行ってきたのでコンセプトカーや新型車まとめ
少し前になりますが、東京ビックサイトに東京モーターショー2019を見に行ってきました。
前回の東京モーターショー2017に行ってきてから、もう2年かあ。時の経つのも速いものです。
前回の東京モーターショー2017は、リーマン・ショック後の09年以来の80万人割れとなったということで、もはや回を追うごとに衰退が進んで歯止めがかからない状態でした。
ニュースによれば、2019は反転して来場者数は増加したそうですが、私の目から見るに明らかに元気がなかったですね。
今回日程を誤って、行ったのが最終日の休日だったので、来場者数自体はすりゃ凄くてごった返していました。
ただ、多くの欧米メーカーが出展を見合わせたり、国内メーカーの展示も回を追うごとにしょぼくなっていっている印象で、ここ3回では一番がっかり感が強かったのも事実です。
これからの日本市場の推移予測や、その他外部環境を考えると、もう欧米メーカーが派手に戻ってくることはないでしょうねえ。
ちなみに今回は、東京ビッグサイトの有明エリアと、青海エリアに会場が別れていました。両会場間を歩くかシャトルバスで移動しないといけなく不便でしたが、なんか東京オリンピック関連の何かで東京ビッグサイトがフルで使えなかったらしいね。
マツダ
まずは南展示棟からです。はじめに回ったのがマツダでした。
こちらはマツダ初の量産EVモデルのMX-30です。こちらはワールドプレミアです。
e-SKYACTIVという電動化技術を盛り込んだEVですね。
ドアはRX-8のような観音開きになっている、クロスオーバークーペスタイルです。
こちらフルモデルチェンジする、アクセラあらためMAZDA3です。
海外では元々こちらの数字表記のモデル名ですが、日本でも統一するのですね。
これからアクセラやらアテンザやら慣れ親しんだネーミングが消えるのは少し寂しいですね。
メルセデス・ベンツ
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レクサス
ワールドプレミアとなるEVコンセプトモデルのLF-30 Electrifiedです。
非常にスタイリッシュなデザインですが、インホイールモーターになっていて、室内空間の居住性は高くなっています。
こちらはおなじみのクーペモデルLCのコンバーチブルタイプのLC Convertible conceptです。
1月のデトロイトモーターショーでワールドプレミアとなりましたが、今回日本初公開です。
BMW・アルピナ
今回はBMWとしての出典はなくなりまして、チューナーのアルピナとして出店していました。
本当に欧米勢で規模感のある展開はメルセデスくらいで、だいぶ寂しいブースバリエーションとなってしまいました。
日産
続いて西展示棟です。まずは日産から。
こちらはワールドプレミアのコンセプトモデル、アリア コンセプトです。
「ニッサン インテリジェント モビリティ」の新しい象徴となる、EVのクロスオーバーコンセプトカーだそう。
こちらもワールドプレミアの、小型EVのコンセプトモデルのIMkです。
軽自動車規格で作られている小型のEVもでるです。
プロパイロット2.0を進化させた次世代の運転支援技術が搭載されています。
こちらはLEAF NISMO RCです。
リーフのドライブトレインの腫瘍パーツを使いつつも、ツインモーター四輪駆動システムを搭載し、ボディもアグレッシブなスタイルになっています。
マイナーチェンジしたスカイラインです。
最近の日産車のデザインアイコンであるVモーショングリルを採用しましたが、うーん明らかにデザインが劣化している気が・・・
個人的にはマイナーチェンジ以前のほうが断然好きでした。
おなじみのGTRも置かれていました。
しかしもう10年以上経つモデルですから流石に見飽きましたね。
R-36は開発の目処すらたっていないなんて噂もありますがどうなるんでしょうか。
三菱
ワールドプレミアのコンセプトモデル、MI-TECH CONCEPTです。
軽量小型化した新プラグインハイブリッドEVシステム、4モーター方式の電動4WDシステム、先進の運転支援技術と予防安全技術をスモールサイズのSUVに凝縮したモデル。
日本初公開のこんsネプトモデル、MITSUBISHI ENGELBERG TOURERです。
ツインモーター4WD方式の、プラグインハイブリッドEVシステムを搭載した、ミッドサイズの新世代クロスオーバーSUVのコンセプト。
一体何年ぶりだよという久々のマイナーチェンジをしたデリカD5です。しかもマイナー・・・
発表直後にはそのデザインがネットで酷評されましたが、実物見ると意外と悪くはないですね。
相当イカツイというか、ゴツいですけど。
RJCカーオブザイヤーのスモールモビリティ部門賞に輝いた軽SUVのEK Xです。
デリカD5を思わせるデザインアイコンで、軽自動車とは思えないゴツい顔ですね。
RVRまで同じデザインアイコンの同系統顔になっちゃって。
見慣れたきたのか意外と悪くはないんですよね。
ワールドプレミアとなるK-WAGON コンセプトです。
スーパーハイト軽ワゴンのコンセプトモデルで、広々とした居住空間を実現しています。
ルノー
ルノーもだいぶ展示を絞った展開でしたが、それでも出展してくれるだけでも十分ですよね。
新しくなったルーテシアなどの市販モデルを中心にコンパクトな展開でした。
アルピーヌ
フランスのアルピーヌは、ミッドシップスポーツモデルのA110に新たに追加された、ハイパフォーマンスモデルのA110Sのみ展示していました。
ホンダ
前回、アーバンEVコンセプトとして出店されていたモデルが、Honda e として市販モデルで帰ってきました。
9月にフランクフルトモーターショーでワールドプレミアでしたが、今回日本初公開で、日本でも市販されます。
市販モデルで一番注目なのはフィットでしょう。ついに4代目が発売になります。
もちろんワールドプレミアムの世界初公開です。
今回は5種類もタイプバリエーションがあります。
こちらは最も基本のBASICです。
生活に馴染むデザインと快適性を備えた、HOMEです。
毎日をアクティブに過ごし逮捕と向けのNESSです。
ベーシックやホームと比べて、デザインがスタイリッシュになっていますね。
週末にでかけたくなるエンジョイライフに応えるクロスターです。
一番インパクトが有るのがこちらではないでしょうか。クロスオーバークーペ風のスタイリングです。
洗練と上質を兼ね備えたスタイリッシュタイプのLUXEです。
こちらは重厚でエレガントという感じのスタイリッシュさで、若い世代向けのNESSに対して、大人な雰囲気ですね。
マイナーチェンジしたフリードです。
だからなんでモデルチェンジするとデザインが劣化するねん。
マイナーチェンジのために仕方なく顔を変えた感が漂っています。
フリードプラス クロスターはデザインましですね。
クロスオーバースタイルのエクステリアデザインで悪くない。
北米では既に高い評価を受けている新型のアコードです。
アコードに関しては最近代をおうごとにデザインが良くなっていますね。
しかしデカくなったなあ。先代のフルモデルチェンジでクラウンよりデカくなってしまいましたが、もはやEセグメントに恥じない風格ですね。
新しくNシリーズに加わった商用車のNバンです。
商用モデルまでNにしなくてもいい気がしますが。
ホンダジェット関連の展示もありました。
モータースポーツ関係の展示なども多く、このあたりの幅の広さがホンダの出展が充実して感じる要因ですね。
F1第四期でやっとまともに動きだした今季ですが、F1関連の展示も例年になく気合が入っていました。
こちらは第一期の時代のマシンです。葉巻型が時代を感じさせますね。
質感からしてこちらは本物かな?
第二期の時代のマルボロカラーのマクラーレン・ホンダのマシンですね。
第三期のホンダワークス時代のマシンです。
現在第4期のトロロッソ・ホンダのマシンです。
空力関連のパーツを見るとだいぶ簡素化されている感じでレプリカみたいですね。
こちらも現在のレッドブル・ホンダのマシンです。
こちらも細部が簡単な作りになっていてレプリカみたいです。
スズキ
ワールドプレミアとなるコンセプトモデルのワクスポです。
パーソナルコンパクトPHEVを謳い、コンパクトでスポーティーなモデルかと思いきや、ボタン一つで後部のハードトップがせり上がりワゴンスタイルにも変化するギミックも持っています。
こちらもワールドプレミアのコンセプトモデルであるHANAREです。
その名の通り家のハナレのような使い方ができる箱型の自動車で、自動運転で操縦席もなく前後もない完全な箱型空間を実現しています。
ここから先は近江会場です。
シャトルバスなんて込み過ぎで並んでまで乗る気にならず、歩いて1.3キロくらいだったかな,青海会場に到着しました。
連絡する道には車が展示されていたり、屋台が出たりと、飽きない工夫はされていました。
スバル
コンセプトモデルのSUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPTです。
SUBARUブランドの持つ世界観を広げ、特徴をより際立たせる、デザインコンセプトカーです。
ワールドプレミアムとなる新型レボーグのプロトタイプです。
ライト周りは最新のデザイナイコンになっていますが、全体的にキープコンセプトかな。
スーパーGTのGT300クラスに出走している、SUBARU BRZ GT300 2019です。
トヨタ
ま
ま
ま
ま
ま
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ダイハツ
ワールドプレミアムとなるコンセプトモデルのワイワイです。
みんなで楽しく出かけたくなる開放感あふれる室内空間を売りにする、3列6人乗りの小型ミニバンです。
ワールドプレミアムのコンセプトモデルのイコイコ アンド ニポテです。
自動運転のパブリックトランスポーターです。
大きく開くスライドドアを備え、格納式のスロープを搭載するバリアフリー仕様です。
ワールドプレミアムのコンセプトカーのツムツムです。
次世代軽トラックで、用途に合わせて荷台を換装することで、多くのことに対応できます。
またまたワールドプレミアムのコンセプトモデル、ワクワクです。
軽クロスオーバーながら広い荷室空間とルーフラゲージを装備しています。
まとめ
ということで一通り周ってみましたが、うーん明らかに回をおうごとにショボくなっている気がしないでもないような。
特に今回は欧米系のメーカーが全然出店していないことが目立ちましたね。
20年くらい前のモーターショーでは各社3,4種類くらいの夢のあるコンセプトモデルを出していた気がしましたが、最近は少ないですね。
4種くらい出しているメーカーもありますが、市販化できそうな感じのモデル中心な気がします。
そういえばトヨタは今回相当数のコンセプトモデルを持ち込んでいて、なんと市販車の展示が一切ないという徹底ぶりでした。
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